カレイのさらさ蒸し

スーパーなどでよく見かけるカレイですが、実はその種類はとても多く世界では100種以上あり、日本近海だけでも約40種が生息していると言われています。種類によって旬の時季が違い、今(3~5月)が旬のカレイは「カラスカレイ」や「クロガシラカレイ」などがあります。カレイは、一般的に高タンパクで低脂肪・低糖質のヘルシーな白身魚で、他にもビタミンB群やビタミンD、リンやカリウムなども含まれる栄養価の高い食材です。
今回は、そんなカレイを使った「さらさ蒸し」のご紹介です。
「さらさ」とは、複数の色を使ったインド地方の染物の美しい色合いの事を指してます。その語源から日本食でのさらさは「さまざまな彩りをとり入れたもの」を指すようになったという説があります。
見た目にも彩り豊かなカレイの料理に、食欲が上がる事間違いなしです!(*^-^*)
カレイのさらさ蒸し(101kcal/一人分あたり)

材料(一人前)
・カラスカレイ 60g
〈カレイの下処理用〉
・塩 0.1g
・料理酒 1g
・だし昆布 1g(1枚)
・干しいたけ 0.2g
・玉ねぎ 20g
・人参 10g
・みつば 2g
・料理酒 5g
・薄口醤油 5g
・みりん 5g
作り方
①だし昆布、干ししいたけはそれぞれ水につけ、戻しておきます。
②カレイをバットに並べ、塩と料理酒をふりかけた後、10分程おいて臭みをとります。
(10分経ったら余分な水分は切り、軽くふき取るとよいでしょう。)
③玉ねぎ、人参、①の戻したしいたけは千切りにし、みつばは2~3cmの長さにカットします。
④蒸し器にクッキングシートを敷いて、そこに戻した昆布を敷きます。
その上にカレイ・玉ねぎ・人参・しいたけの順に乗せ、上から料理酒をかけ、蓋をして10分蒸します。
⑤薄口醤油・みりんで味付けをして、さらに3分程蒸します。
⑥最後にみつばを乗せて、少し蒸したら完成です。
※器に魚を盛った後、蒸し汁をかけるようにしましょう。