お正月におせちを食べる理由とは?名阪食品の「ハイブリッドおせち」もご紹介します!

お正月といえば新年を祝って食べる「おせち料理」です。
「数の子」や「伊達巻」などさまざまな食材や料理が並びますが、
それぞれに意味や願いが込められているのは周知のことでしょう。
しかし、そのルーツや各料理に込められた意味などをしっかり把握している人は、
意外と多くないかもしれません。
今回は、おせちのルーツを探りながら、それぞれの料理がもつ意味などを振り返っていきます。
基本的には1年のうちお正月しか食べないおせち料理。
意味をきちんと把握しておけば、そんなおせち料理をもっと楽しめるでしょう。
この記事の筆者・監修者

名阪食品お役立ち情報発信チーム
名阪食品の「お役立ち情報」の編集者。「すべては、お客様の健康で楽しく豊かな食生活のために」を理念に1日約7万食の給食を提供している。給食運営施設は学校・保育・高齢者施設・社員食堂と幅広く、お客様のお悩みや喜んでいただいた事例を発信している。
1.おせちのルーツを探る
広く浸透しているおせち料理ですが、そもそもの由来はどんなものだったのでしょうか?
まずはおせちのルーツを探っていきます。
おせちは「御節供(おせちく)」という言葉が由来とされている
おせちの始まりは奈良時代~平安時代と言われています。
その時代に朝廷では「節日(せちにち)」(季節の節目の日)に「節会(せちえ)」という
不老長寿を願う儀式を開催していました。
そこで食べられていたのが「御節供(おせちく)」というお祝いのための料理です。
節会のなかでも重要とされていたのが五節句で催される節会であり、
「五節会」と呼ばれていたようです。
江戸時代になると「御節供」が民間行事として庶民にも広まり、
五節句では豪華な料理が食べられるようになります。
いまのおせち料理のように料理ごとに意味が込められるようになったのが江戸時代後期で、
その頃から新年をお祝いするための料理になったと言われています。
現代のように「おせち」と呼ばれるようになったのは昭和になってからです。
デパートなどで「おせち」という名前で売られるようになり、それが広く浸透していきました。
2.おせちの定番とその意味を振り返ろう
おせち料理(食材)の定番といえば、
数の子、きんとん、黒豆などが挙げられますが、
それぞれどんな意味があるのでしょうか?
定番のおせち料理に込められた意味を、ここで振り返っていきましょう。
(1)数の子
ニシンの卵である数の子ですが、元々ニシンが「カド」と呼ばれており、「カドの子」が訛って「数の子」になったと言われています。
ニシンの卵は数が多いことから、「子孫繁栄」といった意味があります。
(2)黒豆
「黒」は昔から邪気を払う色として考えられていました。また、「日焼けして黒くなるくらいマメに働けますように」「元気よく働けますように」という
願いが込められてもいます。
(3)伊達巻
元々は「カステラかまぼこ」という長崎県の料理で、「伊達もの」の着物に見た目が似ていること、
そして巻物に似ていることから伊達巻と呼ばれています。
かつて読み物は巻物だったことから、
知識が増えることや学業成就、文化の発展などの願いが込められています。
(4)田作り(ごまめ)
カタクチイワシの子どもを乾燥させて、飴炊きにした料理。イワシを田畑の肥料として使ったところ豊作になったことから、
五穀豊穣を願って食べられています。
田作りは「ごまめ」とも呼ばれますが、「五万米」の字をあてています。
(5)きんとん
きんとんは漢字で「金団」と書きますが、きんとんが金塊や小判のように黄金色をしていることから、
金運上昇の願いを込めて食べられています。
また、栗は「勝ち栗」と呼ばれており、縁起ものでもあります。
(6)紅白かまぼこ
かまぼこの紅白は「魔除け」(赤)、「神聖さ」(白)などを表しています。また、かまぼこの半月型の形状が初日の出にも見えることから、
新年にふさわしい料理と考えられています。
(7)たたきごぼう
地中深くに根を張るごぼうですが、そんなごぼうのように深く根を張って繁栄していくことを願って食べられます。
また、ごぼうを柔らかく煮てたたいて開くことから、開運の意味も込められています。
(8)昆布巻き(こんぶまき、こぶまき)
「喜ぶ」と「こぶ」の語呂合わせで、縁起が良いとされています。また、「こぶ」に「子生」の字をあてて、子孫繁栄を祈願する意味もあります。
(9)紅白なます
細く切った大根と人参で水引を表現した紅白なますは、めでたい色合いの料理です。大根と人参が根菜類であることから、
しっかり根を張って家の土台を強くしていくという願いも込められています。
(10)焼き物
焼き物とはその名の通り炭火などで焼いた料理のことで、おせち料理においては縁起の良い魚や海老が入ります。
鯛
鯛は「めでたい」に通じる縁起のよい魚で、鯛の赤は慶びをあらわしているため、
祝い事にもぴったりです。
ブリ
ブリは「ワカシ」「イナダ」「ワラサ」「ブリ」など、
大きさによって名前が変わる「出世魚」です。
おせち料理では立身出世(高い地位を得たり、成功して名をあげたりすること)の
意味も込められています。
海老
海老の長いヒゲを老人にたとえたことから「海老」という字になったと言われており、
また、茹でると腰が曲がることから、長寿を願って食べられています。
3.近年は、おせち料理を食べない人も増加傾向?
お正月の定番であるおせち料理ですが、近年は食べない人も増えているようです。
その背景には次のような理由が挙げられます。
理由①:つくるのが大変だから
品数が多く手間もかかることから、つくることに大変さを感じている人もいるのではないでしょうか。
また、大晦日はゆっくりしたいという気持ちから、おせち料理をつくらず、
そのまま食べなくなってしまうケースも考えられます。
理由②:お正月に家族と過ごさないから
一人暮らしの場合、おせち料理を食べないこともあります。特にコロナ禍では実家に帰省しなかった人も多く、
おせち料理を食べる機会がなかったことも理由のひとつとしてあります。
4.名阪食品の「ハイブリッドおせち」をご紹介!
年末年始で人手不足だったりして十分に提供できないケースもあるかもしれません。
そこでおすすめするのが、名阪食品の「ハイブリッドおせち」です。
「ハイブリッドおせち」なら、すでに調理し盛り付けされた状態ですので、
解凍して提供するだけです。
調理の手間を大幅に軽減できるため、
人手不足でもおせち料理の提供がしやすくなります。
品質を高めるために名阪食品内で幾度となく試食会を重ねており、
また、厳選した食材を使用しているため、味ももちろん保証されています。
【ハイブリッドおせちの内容】
・紅白なます ・厚焼き玉子 ・お煮しめ ・黒豆 ・金時風甘露いも ・穂先たけのこ
・鶏肉の八幡巻き ・ぶりの照り焼き ・海老 ・たらこの昆布巻
・伊達巻 ・紅白かまぼこ

5.一年の始まりはおせち料理で縁起を担ごう!
大昔から愛され続けてきたおせち料理は、いろんな食材を楽しめるのが大きな魅力です。それぞれの料理に意味や願いが込められているので、それを知るだけでも、
より楽しんでおせち料理をつくったり食べたりできるのではないでしょうか。
名阪食品では、多くの人におせち料理を楽しんでいただけるよう
「ハイブリッドおせち」をご提供しています。
彩りも豊かなので、味覚と視覚の両方からお正月気分を存分に味わえます。
「ハイブリッドおせち」にご興味のある方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。
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