❢コロナ渦の食育 くまさんのお弁当でピクニック気分♪❢
コロナで先が見えない状況の中、遠足などの行事や食育が例年通りに開催できず、
お困りの園様も多いのではないでしょうか。
そこで、先日受託先の保育園で行ったコロナ渦でもできる簡単なイベントメニューを紹介したいと思います。
是非ご参考にして頂けたらと思います。
給食会社はコロナ渦で何ができるのか?
先日の給食会議にて、「コロナの影響で年間行事や食育が満足にできていない中で、何かできることはないか?」と
園長先生がお困りになっていらっしゃる状況に直面しました。
当初、当社担当栄養士は、
「園児様が食べたい主菜を選べるお好み給食(例えば、ハンバーグor唐揚げなど)」
にするか、
「いつもと違う非日常的な食材を使用する」
の2案で検討していました。
ただ、当社担当栄養士は、自分の案にあまりしっくり来ていませんでした。
なぜなら、園児様に好きなものを選んでもらったり、いつもとは違う食材を使ったりするのも良いのですが、
園長先生のご要望の本質は、モノ(給食)の価値を高めるのではなく、
コト(園での生活体験)の価値を高めたいことだったからです。
そこで「園内でお弁当を持って遠足体験をしよう!」を計画しました。
使用するお弁当箱も、通常の四角いものではなく、くまの顔が描いてあるかわいらしいものを選びました。
何が出るかはお楽しみ♪ミニゼリーに一喜一憂
コロナ渦でほとんど行事ができず、遠足などの外出も例年通りできていませんでしたが、
園舎のホールの窓を開けてブルーシートを敷き、その上でわいわいがやがやしながら食べました。
遠足に来たような、いつもと違う状況を園児様も楽しんでいました。
また、通常提供している汁物をミニゼリーへ変更しました。
このミニゼリーは、お弁当を開けるまで何味が入っているかはお楽しみだったので、
園児様は蓋を開けるたびにひと盛り上がりしている様子でした。
来月以降も続けて欲しいとの意見をいただきました
園長先生から、残食もなく、子供たちも喜んでくれていたと高評価をいただき、
次月以降も続けたいというご意向を伺いました。
今回の振り返りを行い、次回はより良い内容で提供したいと思います。
提供日を工夫することで時間内に提供
我々給食を作るスタッフとしては、通常は食缶で提供を行っているため、
お弁当箱に詰めての提供となると時間内に提供できるかという課題もありました。
そこで、お弁当に詰めて提供する日を各クラス毎にずらしてもらうなど、
園様にもご協力をいただき、スムーズに提供することができました。
今回の経験を活かし、次回以降もより満足していただける給食提供を心がけていきたいと思います。