パプリカの肉詰め

ピーマンをはるかに凌ぐパプリカの栄養パワー!色ごとに違う効果栄養素を知って効率的に体調維持!
感染予防、免疫力アップメニュー
パプリカの肉詰め(369kcal/一人分)
サラダの色どりなどで活躍するパプリカですが、栄養をロスなく効率的に摂取するなら炒め物がおすすめです。豊富に含まれる「β-カロテン」は、油と合わせることで、吸収率が格段にアップします。豚肉との相性がよいそうで、一緒に炒めて元気アップ!といきたいですね。
今回はパプリカを輪切りにして、ミンチ肉に玉ねぎのみじん切りをたっぷり入れて肉詰めにしました。
最後に、栄養面のお話ですが、そもそも緑色のピーマンは未成熟な状態で収穫していますので、パプリカよりも栄養価が低くなってしまいます。前述の「β―カロテン」でいうと、緑ピーマンは400㎍、赤パプリカは1100μg(100g中)、「ビタミンC」は緑ピーマンが76㎍、赤パプリカが170μg(100g中)と、パプリカのほうが圧倒的に多いことが分かります。また、パプリカの色により突出している栄養素が違いますので、それぞれの特徴を生かして日々の食事に取り入れてみればいかがでしょうか。
この記事の筆者・監修者

名阪食品栄養士チーム
名阪食品の「からだよろこぶメニュー」の編集者。普段は給食施設の献立作成・衛生管理を行っています。「たべることはいきること」をモットーに、運営する給食施設で好評だったメニューレシピを発信しています。