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給食会議をより効果的に!充実した運営のコツをご紹介

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給食会議をより効果的に!充実した運営のコツをご紹介

給食業務を円滑に運営するため、定期的に施設内のさまざまな職種が集まって開催される「給食会議」について振り返りましょう。本記事は、給食会議の基本からさまざまな議題例、他業種から学ぶユニークな会議の工夫について知り、給食会議をより充実できるコツをつかめる内容となっています。給食会議になじみがある方もぜひチェックしてみてください。

※また合わせて、サイト内におきまして「幼保育園 お悩み解決」「高齢者施設 お悩み解決」に関する記載もご用意しております。是非ご参考になさって下さい。

▶サイト内 お悩み解決「こども園・保育園・幼稚園」ページを見に行く。
▶サイト内 お悩み解決「特別養護老人ホーム・介護老人保健施設」ページを見に行く。

▶サイト内 お悩み解決「有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅」ページを見に行く。

 

1.給食会議とは

「給食会議」とは、施設で提供している給食の内容を振り返り、課題を共有したり改善点などを話し合ったりする場のことを指します。給食会議を行っているのは、保育園や幼稚園、高齢者施設や病院といった福祉施設が中心で、週1回もしくは月1回など定期的に開催されるのが一般的です。

給食会議の目的やどのような職種が参加するのかについて再確認していきましょう。


(1)給食会議の主な目的

給食会議は毎日行うミーティングや打ち合わせなどとは異なります。給食会議の目的は以下の通りです。

  • 栄養管理基準の取り決め
  • 給食内容や献立に関する意見の交換
  • 施設利用者のアセスメントに対する評価
  • 身体状況によって個別対応が必要な施設利用者の把握
  • 給食管理業務の改善
  • 行うべき衛生管理方法の見直しや取り決め
  • 厨房設備や機器の整備
  • 保育園や幼稚園の場合、食育の実施や計画      など


給食会議の内容は毎回記録し、議事録や報告書としてまとめることも大切な業務です。内容の振り返りや給食業務の改善に役立ちます。
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(2)どんな職種が参加する?

給食会議には、施設内の栄養管理部門や健康管理部門など、多職種がしっかり連携できるようさまざまな職種のスタッフが参加者に選ばれているはずです。施設の種類によっても異なりますが、主に以下の職種が給食会議に参加します。

  • 施設長
  • 医師
  • 管理栄養士・栄養士(委託・直営問わず)
  • 調理師
  • 保育士などの保育関係者
  • 介護職員
  • 看護師・保健師
  • 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
  • 事務職員                 など


以上の参加者のなかでも、施設長は施設全体のマネジメントを行う立場として、給食に対してもリーダーシップをとりながら検討を行います。管理栄養士・栄養士は、専門的な知識と技術を持つ立場として、意見や改善策を出す役割があります。

多様な職種が集まる給食会議で日頃の疑問や相談を取り上げることで、さまざまな視点での意見やアドバイスが得られます。職員の入れ替わりが多い施設では、給食提供や衛生管理のルールなどについて改めて周知できる場にもなるでしょう。

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2.ユニークな会議方法 

定期的に実施される給食会議ですが、「毎回似通った会議内容になっている」「もっと活発に意見交換をするには?」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。本項では、給食会議をより有意義なものにするために、大手企業が実践するユニークな会議方法をご紹介します。

 

(1)大手自動車メーカー│フリートーク形式で本音を語り合う

大手自動車メーカーのトップ会議は本音で語り合うことを重視。社長から「現場の困りごとを遠慮なく語り合い、全員で良くしていこう」と伝え、会議を自由な意見交換の場として位置付けています。さらに会議のマンネリ化を防ぐために、緊急の事柄以外は議題を設けず、フリートーク形式で議論を行っているのだそうです。

給食会議も実施方法に厳密な決まりはありません。用意した議題のほかにも、給食業務や食事提供をするなかで疑問を抱いたことは自由に発言や相談できる雰囲気作りを行うと議論の活発化が期待できます。
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(2)大手IT企業│会議の規模はコンパクトに

海外の大手IT企業では、参加者の人数が多過ぎると話し合いの質が下がると考え、参加者を最大8人までとしています。さらに決まった時間内に会議の目的を達成できるようタイマーを設置。会議をコンパクトにまとめて、スピーディーな意思決定を可能にしています。

多くの業務を抱える高齢者施設や保育園などの現場でも時間は貴重なものです。会議後に長々と話し込むといったケースをなくし、課題解決に向けてすみやかに行動できる環境を整えると、日々の業務もよりスムーズになるかもしれません。
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(3)大手インターネット通販企業│パワーポイントは不使用

大手インターネット通販企業では会議資料にパワーポイント不使用を推奨しています。図解や箇条書き、グラフを多用した形式的な資料ではなく文章で表現することで、見る人によって解釈が変わることを防げるメリットがあるのだといいます。

会議資料は誰でも正しくわかるように書くことが求められます。会議に出席しなかった人にも真意が伝わりやすくなるよう心がけると良いでしょう。

そのほか、会議中に出たアイデアを匿名で付箋に書き記し、効率的に意見をまとめ検討する企業もあります。会議のやり方に正解はありませんが、効率良く会議を進めて、より良い給食提供につなげるために、ご紹介したユニークな会議方法をぜひ取り入れてみてください。
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3.給食会議の議題例 

給食会議を実施するにあたり、議題決めで頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。ここからは、給食会議のさまざまな議題例をチェックしてみましょう。

献立について

1週間や1ヶ月など一定期間の献立を振り返って議論します。献立に偏りがあるなどの反省事項が見つかれば、次回への改善点として生かしましょう。栄養士の方にとって、スタッフからの意見は献立アイデアの参考になるはずです。

食べ具合の報告

給食の食べ具合や残食率を振り返り、好評だった献立や改善すべき点を挙げます。を話し合い、残食を減らすことにつなげましょう。

新しい献立の紹介

利用者や園児が飽きることなく給食を楽しめるよう、給食会議の場で新しい献立やイベント食を提案するケースも。使用食材や切り方、味付けを紹介し、ときには試食も行って意見や感想を聞き取ります。
 

研修報告

給食に関する外部の研修や講習を受けたスタッフは、その内容を報告し施設内に情報を共有します。

季節ごとの注意点

「監査前に各種書類を準備することや不備がないかを確認し合う」「クリスマスなどのイベント用メニューの使用可能な食材についてチェックを行う」ことなどが具体例として挙げられます。また、梅雨前の気温が高くなり始める時期には、食品の衛生管理や調理前・調理中の手洗いや消毒などの実施について再周知します。脱水症状や熱中症を予防するために、こまめな水分補給を促すことについても注意喚起を行いましょう。


さまざまな視点からの意見を得られる給食会議。事前に給食会議の議題に関する資料を参加者に配っておくと、意見やアドバイスを用意しやすくなり会議が活発になるでしょう。

議題例のなかには、すでに十分把握されているであろう内容も含まれています。しかし、あえて議題に加えて話し合うことで、参加者一人ひとりが強く意識して業務にあたることができるでしょう。

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4.給食会議でニーズに合った食事提供が可能に 

給食会議は、施設における給食方針に関わる重要な取り組みです。名阪食品でも、栄養士同士が話し合いを進め、要望や意見も踏まえて献立作りに反映。お客様のニーズに合った給食提供を実現するため工夫を重ねています。

通常の食事を摂れないお客様にも食事を楽しんでいただくため、固形のままやわらかく加工した食事やペースト食、きざみ食などさまざまな食事形態の対応は勿論、当社オリジナルの新やわらか食「そふまる」のご提案もさせて頂いております。

また、施設の規模やご予算などに応じて最適な提供形式をご提案することも可能です(当社オリジナル ハイブリッド給食はこちら)。この先もおいしい食事を安全に召し上がっていただくために、当社の給食委託をぜひご検討ください。

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