【奈良県生駒市・白庭台幼稚園】厨房設計会社から名阪食品を「奈良県で実績のある給食会社」としてご紹介頂き、その設計会社現場監督が名阪食品に連絡をとってくれたことで問い合わせという形になりました。

全く給食に関しての知識がない中で、給食提供の準備のために、どのような行程で商品を仕分けして、お食事提供をするのかという知識を本当にゼロから教えてもらったのが名阪食品でした。
1.お客様情報

学校法人みどり学園 白庭台幼稚園 http://www.shiraniwadai.ed.jp/
白庭台幼稚園 野波理事長
法人沿革
平成 8年 3月26日 学校法人旭学園から分離し、学校法人みどり学園を設立
平成20年10月24日 生駒市私立幼稚園設立者・運営者募集事業採用に採用決定
平成22年 3月30日 学校法人みどり学園白庭台幼稚園認可
平成23年 1月 7日 第14回奈良県景観調和デザイン賞知事賞 受賞
<基本方針>
集団生活の中で育つ社会性
ルールを守って集団生活をする中で子どもたちは社会性を伸ばし、誰からも信頼され愛される、心豊かな明るい子どもに育てます。
- 「食」を身近に楽しく
幼児期こそ食の安全を考え丈夫な体づくりの基礎を培うときです。楽しさや喜びの気持ちを感じられる食環境を重視し、「育てる」「つくる」「食べる」までを体験的な活動を通して身に付けます。
- たくましい体と精神力を
調和のとれた体の発達をうながす体育遊具を備え、子どもたちが体育遊びに熱中する配慮
をし、たくましい体はもちろん、粘り強い精神力も養います。
- 考える力と想像力を豊かに
多くの絵本や石井式漢字学習など、知的好奇心を引き出す教育のほか、音楽のリズムの指導など、創造力と表現力を育てる指導に力を入れています。
2.導入前の課題(悩みや要望)
- 開園のための書類作り等の準備に精一杯で、自園調理開始から厨房の建設や備品・機材、そして給食委託について考えるための時間や知識もないことが大きく不安要素としてありました。そこで自園調理に詳しく、奈良県内で幼保給食に広く携わっている給食会社を探していました。
白庭台幼稚園は、私が生駒市の公募で事業者として応募したところ、採用していただき、建てることとなった幼稚園です。
一年間半という限られた時間の中で、園の建設等を急ピッチで進めていました。しかし、開園のための書類作り等の準備に精一杯で、自園調理開始から厨房の建設や備品・機材、そして給食委託について考えるための時間や知識もないことが大きく不安要素としてありました。そこで自園調理に詳しく、奈良県内で幼保給食に広く携わっている給食会社を探していました。
3.導入の決め手
- 厨房の設計を頼んでいた設計会社が、名阪食品の名前を「奈良県で実績のある給食会社」として挙げてくれ、その時の設計会社の現場監督が実際に名阪食品に連絡をとってくれたことで問い合わせという形になりました。
厨房の設計を頼んでいた設計会社が、名阪食品の名前を「奈良県で実績のある給食会社」として挙げてくれ、その時の設計会社の現場監督が実際に名阪食品に連絡をとってくれたことで問い合わせという形になりました。
そして、全く給食に関しての知識がない中で、給食提供の準備のために、どのような行程で商品を仕分けして、お食事提供をするのかという知識を本当にゼロから教えてもらったのが名阪食品でした。開園に向けてご支援いただいたことが導入を決めた大きなきっかけです。
また、試食会に参加したときに美味しかったほか、実際に食材を納品・分配・配送されている仕入部内も見学し、さらにお土産として名阪食品オリジナルのこだわりのお出汁をもらったことが最後の決め手でした。
4.導入の効果
- 家庭の味を大切にし、子どもたちの好きなメニューを色々と取り入れることを優先させるといった園の要望に寄り添いながら、給食を提供することに苦労していたと思います。何度も試食させてくださったり、とにかく満足度の高い給食を提供しようと努めてくれました。
開園当時は献立に色んなパターンがあることも分からないままにいましたが、献立・味付けに試行錯誤する中で、担当栄養士がこまめに提案してくれ、様々なレシピや行事食を取り入れたりしながら子供たちが喜んでくれるお食事提供をできるように日々、改善しておりました。
家庭の味を大切にし、子どもたちの好きなメニューを色々と取り入れることを優先させるといった園の要望に寄り添いながら、給食を提供することに苦労していたと思います。何度も試食させてくださったり、とにかく満足度の高い給食を提供しようと努めてくれました。
子どもたちはカレーが大好きになり、家庭でも名阪食品のカレーを作りたいとレシピを保護者からのご要望で公開するようになりました。献立実施表は、元々は園向けの資料でありましたが、公開するようになった今では保護者からの絶大な支持を得ています。
とにかくおいしくて好評な給食であったため、調理員の求人応募をした際には、保護者が多く応募され、求人を終了した後、応募が止まらなかったと聞いています。給食会議でも残食を減らせるように、担当の栄養士が積極的に提案を行っていただき、園と協力して体制を作ってきました。栄養士が園の考え方に寄り添ってくれて納得のいく味付けや献立にしてくれたことに大変満足しています。
近年では幼稚園や保育園の無償化が実施され、近くにこども園が多くできましたが、幼稚園であっても今でも120名の子どもたちに通っていただいています。
他の園様との違いが大きくできている一つとして、名阪食品が顔を見える調理をしてくださっていることが大きく挙げられます。おかわりの時にはご飯を出しに行き、子どもたちとも主体的にコミュニケーションを図り、よい雰囲気を作ってくださっています。
また、保護者にお昼ご飯の試食会も兼ねて配膳のお手伝いをしてもらっていて、その際に調理員の方が気兼ねなくその場に参加してくださったりと、園と保護者の関係も良い方向に繋いでいただいております。
さらには、五年前には、奈良県の私立幼稚園の園長先生をお呼びして公開保育をし、その際に名阪食品に特別メニューをご提供していただいたこともありました。その際にも皆様においしいと言っていただき、色んなことから評判が良く、他の幼稚園様にも白庭台幼稚園の名前を知っていただけていると聞きました。
5.導入から現在までの感想
-
木曜日のお弁当の日に合わせておにぎり教室を開き、栄養士が具材から全て用意して、子どもたちと一緒になって楽しむ時間を実施し、子どもたちを大変喜ばせてくれました。保護者も参加することから家族との仲睦まじい様子も垣間見えて、我々も大変喜ばしかったです。
契約後に厨房の完成図ができた際に、器具等の購入ができておらず、必要な器具のリストアップしてもらい、一定期間お弁当対応もしてくださいました。
開園後も、行事で忙しい日には、名阪食品に餅つきを二人体制で子どもたちに行っていただきました。また、木曜日のお弁当の日に合わせておにぎり教室を開き、栄養士が具材から全て用意して、子どもたちと一緒になって楽しむ時間を実施し、子どもたちを大変喜ばせてくれました。保護者も参加することから家族との仲睦まじい様子も垣間見えて、我々も大変喜ばしかったです。コロナ禍は開催が難しく、実施できませんでしたが、子どもたちの保護者からは、おにぎり教室のご要望が多くありました。
食育では全体を通して子どもたちが主体的に参加できるような企画をし、またその中でもクッキングだと子どもたちが自分で作ったという達成感をしっかりと感じさせることを大事にしてくださっています。
また、イベント日には、バイキング形式にしたり、デザートを豪華にしたり、満足度の高いお食事提供をしてくださっていることに感謝しています。
担当の栄養士は献立作成や食材発注のほか、本当にいろんなことに対して親身になって手伝い、引き受けてくれました。保護者会の交流会で講演をしてくださったり、ある時には奈良県のPTA会での講師も快く受けていただき、このことが、白庭台幼稚園が羨ましいと言っていただいている要因となっていると思います。
また、栄養士がほかに担当している事業所のイベントや献立の案を自園に提案してくださり、とにかくどんなことでも柔軟に、迅速に対応し、食に対しての想いに一番力を入れている姿に感銘を受けています。
給食を切り離したものではなくて園の一つとして、深く関わっていただいており、名阪食品の皆さんことを大変頼もしく思っています。給食に対する知識やノウハウがない時に、食に対するこだわっていることや、食材への想い、調理に対しての熱意を聞いて大事なことをたくさん学ぶことができました。
6.これから
- 開園当初は園児30名から始まり、そこから一学年ごとに増えていき、周りに子ども園が増えてもなお多くの子どもたちに通っていただけているのは名阪食品のおかげでもあります。
もう少し安全な時期になったらコロナ前に行っていた人気のおにぎり教室をもう一度復活させて、子どもたちを喜ばせる色んな経験をさせてあげたいです。
開園当初は園児30名から始まり、そこから一学年ごとに増えていき、周りに子ども園が増えてもなお、多くの子どもたちに通っていただけているのは名阪食品のおかげでもあります。また次に開園するとしたら是非とも名阪食品にお願いしたいと考えています。