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社員食堂はもういらない?メリットデメリットを紹介

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ハイブリッドおせち

せっかく社員食堂を導入するのであれば、多くの社員に利用してもらいたいですよね。近年では、社員食堂を設置しているにもかかわらず、利用者が減少しているケースも見られます。では、社員食堂が社員からの人気を集められない理由は何なのでしょうか。

この記事では、社員食堂の役割をはじめ、運営方式や逆風の理由を紹介していきます。さらに社員食堂を設置するメリットもお伝えしていきますので、社員食堂の導入を考えている場合はぜひご覧ください。

 

 

1.社員食堂とは

ここでは、社員食堂とはどのようなものであるのかについて解説していきます。

 

(1)企業が自社社員のために設置した施設


社員食堂とは、自社で働く社員のために設置する給食施設・設備です。本来、企業には社員食堂の設置義務はありません。しかし多くの企業では、福利厚生の一環として社員食堂が導入されています。近年では、社員食堂は、単なる栄養補給のための場所という立ち位置だけではなくなりつつあります。「社員の健康管理」や「企業のブランディング」のほか、「社員がリラックスできる場所の確保」など、設置のニーズや目的は多様化してきているのです。
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(2)運営方式は主に4つ

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直営方式
調理師や栄養士といった食事や料理を提供するスタッフを、企業が直接雇用して社員食堂の運営および管理を行う方法です。自社社員のニーズや意見を反映した献立づくりや環境整備ができるので、社員からの評価を得やすい傾向にあります。

準直営方式
事業を行う会社とは別に、社員食堂運営のための会社を新たに設立し、社員食堂事業を任せる方式です。自社で運営を行う必要がないため、経営陣が社員食堂の運営と管理に時間を割かなくて良いというメリットがあります。

外部委託方式
社員食堂の運営と管理を、既存の給食会社や社食事業者などに外部委託します。委託のコストはかかってきますが、社員食堂のスタッフを自社で雇用する必要がありません。また、メニュー開発などに時間やコストをかけなくて済む点もメリットといえるでしょう。

お弁当提供方式
外部委託した企業などが作ったお弁当を自社まで宅配してもらい、社員に提供します。社内に調理スペースを設置できないケースに採用しやすく、比較的小規模な企業でも導入が可能でしょう。

 

2.社員食堂が逆風の理由 

社員食堂によっては、自社内に設備があるにもかかわらずあえて利用しない人がいるなど、逆風に立たされているケースもあるようです。ここでは、その理由を解説していきます。

 

(1)約半数は社員食堂を使わない


食2018年に実施された株式会社リクルートライフスタイルの調査では、社員食堂がある企業の社員中45.8%が「ほとんど利用しない」と答えています(※)。その理由として「美味しくない」「料金が高い」「メニューのレパートリーが少ない」などが挙げられているようです。元々は、社外に食べに行かなくても昼食を安く済ませられる点が社員食堂の魅力でした。しかし、この結果から、時代の変化とともに社員食堂が社員のニーズに応えられていない可能性が伺えます。
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(2)コンビニやレストランを利用する社員が多い


社員食堂を利用しない人は、会社の近くのコンビニやレストランへ行くケースが多いようです。近年コンビニでは、各社出店競争や商品の高品質化が進んでおり、安くて美味しいものが豊富に取り揃えられています。

またファミリーレストランも、和食・洋食・中華料理とその日の気分で多彩なメニューから選べること。さらに食べ放題やワンコインメニューなどが展開されていることから、人気を集めています。社員食堂の代替となるコンビニ・外食業界の味や金額、メニューの種類などの成熟・成長が、社員の社員食堂離れにつながっていると考えられるでしょう。
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(3)リモートワークの増加


新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、リモートワークや在宅勤務など「出社しない」働き方が広がりました。オフィスにとらわれない自由な働き方は、今後定着していくと考えられます。それにともなってオフィススペース自体の刷新や縮小、最適化も進んでいき、社員食堂も縮小および減少していくことが予想されます。

また、社員食堂は食事の時間だけとはいえ、限られた空間のなかで多くの人が密集する場所です。感染症対策が万全でない社員食堂は、利用者が減少し、やがて閉鎖へとつながっていく可能性もあるでしょう。

このように、社員食堂も時代の流れに沿って、社員の新しい働き方や感染症対策に対応した運営方法を考えていく必要があるといえます。
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3.社員食堂のメリット 

ここでは、社員食堂を導入するメリットを紹介していきます。

 

(1)社員の健康維持増進へ


食事は、健康の維持増進に欠かせない重要な要素です。しかしながら、多忙な現代社会において、栄養バランスを考えた食事を毎食摂取することはそう簡単ではないでしょう。コンビニや外食の食事は、濃い味付けの物も多く、毎日食べ続けていると健康を害する恐れもあります。一方、社員食堂があれば栄養士が考えた栄養バランスの良い食事を社員に提供可能です。社員食堂の食事を通して社員の健康をサポートできれば、業務効率の改善や生産性のアップを図れるかもしれません。
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(2)企業イメージ向上・離職率低下へ


社員食堂を利用しない社員が多い一方、一般的に社員食堂を設置している企業は、イメージが高くなる傾向にあります。就職活動や転職活動をしている人々にも好印象を与えられ、より優秀な人材の獲得が目指せるようになるからです。
また、社員食堂で美味しく栄養バランスのとれた食事を提供していくことで、社員の企業に対する満足度の向上が図れます。社員の満足度の向上により、離職防止や人材定着にもつなげられるでしょう。
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(3)コミュニケーションの活性化


仕事中が忙しいと、社員同士でゆっくりと話をする機会がどうしても少なくなりがちです。しかし、社員食堂があれば社員同士で会話や交流するチャンスが増え、社員のリフレッシュや気分転換にもなります。さらに食事中は、仕事以外のプライベートなことなども気軽に話しやすいもの。社内のコミュニケーションが活発化することで、新たな人間関係の構築や、これまでにないアイデアの誕生などが期待できるでしょう。
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4.ニーズに応えた社員食堂にしよう! 

近年では、社員食堂を利用せずにコンビニや外食で昼食を済ませる人も多いのが現状です。しかし、それでは栄養バランスを考えた食事を摂ることは難しいでしょう。社員食堂であれは、栄養バランスのとれた食事を提供し、社員の健康増進がサポート可能です。また、社員同士のコミュニケーションの場としても社員食堂を活用できます。社員食堂を利用してもらえるようにするには、味やメニューのバリエーション、感染症対策など社員のニーズに応えた運営を行っていくことが大切です。
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【出典】

※株式会社リクルートライフスタイル「社食がある人の利用頻度は平均で週2.1日 最も期待することは「旬の食材や季節感のあるメニュー」」
https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruit-lifestyle/uploads/2018/09/RecruitLifestyle_ggs_20180904.pdf

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