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高齢者の体重減少は要注意!可能性のある病気や体重を増やす食事を紹介

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ハイブリッドおせち

高齢者にとって体重の増減は、バイタルサイン(生命兆候)を知るためのバロメーターのひとつと言えるでしょう。高齢者の健康管理の一端を担う施設でも、加齢とともに減少傾向にある体重を健康的に増やせるような食事の提供を意識する必要があるのです。この記事では、高齢者の体重の重要性をはじめ、体重減少の理由や体重を増やすためのポイントを紹介していきます。 

 

1.高齢者の体重を把握する重要性

まずは、なぜ高齢者が健康的に生活するうえで体重が重要となるのかを解説していきます。

 

(1)高齢者の「やせ」は免疫力低下につながりやすい

高齢者の高齢者の風邪や肺炎は命にかかわる恐れもあるため注意が必要です。

このほかに、高齢者の体重減少には低栄養のリスクも考えられます。低栄養もまた免疫力の低下の原因となり、皮膚・消化管への抵抗力が弱まることで、感染症にかかりやすくなるといった悪循環ができあがってしまうのです。
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(2)特に注意したい「フレイル」とは?

フレイルとは、加齢とともに身体のさまざまな機能低下が進行したことにより、健康障害を引き起こしやすくなっている状態の「虚弱」を意味する言葉です。体重減少は、フレイルの主な要因のひとつ。ここでの体重減少とは、半年間のうちに、本人が意図していないにもかかわらず2~3kg以上の体重の減りを指します。

フレイルは、高齢者のQOL(生活の質)や日常生活度を低下させ、要介護のリスクにもなり得ます。フレイルは、いわば介護が必要となる前段階とも表現されますが、適切な対策を行うことにより、要介護状態にまで進行せずに済む可能性もあるのです。フレイルは身体的・社会的・精神的と複数の側面が相互に影響し合っているため、総合的なアプローチが鍵となってきます。

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2.高齢者の体重が減る理由 

続いて、高齢者の体重が減る理由について解説していきましょう。

 

(1)孤独感やストレス

体重減少の理由として見落とされがちなのが、孤独感やストレスによるものです。近年では、高齢化社会が進んで高齢者の一人暮らしが増加。その結果、同じものを繰り返し食べたり、買い物や調理が面倒になったりして、最終的には食事への関心そのものを失い、食生活が単純になってしまう、というケースも珍しくありません。

また、社会とのかかわりや人づきあいの機会が少なくなり、孤独を感じることが精神的なストレスとなって、食欲が湧かなくなって気づかぬうちに体重が減っていたというケースもあるようです。ほかにも、経済的困窮や介護者の介護力不足なども、高齢者の体重減少につながる社会的要因として考えられます。
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(2)食事量の減少

高齢になって筋肉量が減り、基礎代謝が低下して運動不足に陥る人は少なくありません。その結果、空腹を感じにくくなり食欲が低下しやすい傾向になることもあります。また、嚥下(えんげ)障害、入れ歯の不具合、口内炎などにも注意すべきと言えるでしょう。噛んで飲み込む機能が衰えると、食事量が減少し、体重減少へと発展していくリスクがあるからです。
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3.高齢者の体重を増やすためには 

ここでは、施設給食で取り入れられることが多い、高齢者の体重を増やすためのポイントを紹介していきます。
 

(1)たんぱく質、ビタミンDを摂取

高齢者は、体重が落ち過ぎないよう、エネルギーや必要な栄養素の摂取を心がけなければなりません。なかでもたんぱく質は、内臓や筋肉など身体のあらゆる組織をつくる働きや、活動するうえでのエネルギー源となるので、高齢者が積極的にとるべき栄養素です。65歳以上であれば、1日に体重1kgに対し1g以上のたんぱく質の摂取が理想とされています(※1)。施設の給食では、肉・魚・豆腐・乳製品など、たんぱく質が豊富な食品をメニューに取り入れることが大切です。

また、高齢者はビタミンDの不足にも注意をしたいもの。ビタミンDは骨の発育に欠かせない栄養素であり、不足すると骨粗しょう症や骨折のリスクが高まります。さらにビタミンDは筋力維持にもかかわるので、不足すると転倒しやすくなってしまうことも。ビタミンDの不足が原因で引き起こされる骨折や転倒が、結果的に介護の必要な状態へとつながっていく恐れもあります。施設では、高齢者が身体にビタミンDを補給できるよう、ビタミンDが含まれるきのこ類・魚をメニューに取り入れた給食の提供を行うと良いでしょう。日光浴をして皮膚からのビタミンD産生を促すことも有効と言えるでしょう。
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※1出典:厚生労働省「「日本人の食事摂取基準」 策定検討会報告書(案)抜粋」P.114
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000482088.pdf
 

(2)1日3食をバランス良く

高齢者が体重を増やすためには、1日3食を決まった時間にバランス良く食べることが重要となります。主食・主菜・副菜がすべて揃っていることが理想です。しかし、一人暮らしの高齢者はさまざまな理由によって料理をつくることがままならないケースも多く、菓子パンや麺類などの単品メニューで食事が単調になってしまいがち。それでは栄養のバランスが偏ってしまいます。

そのため施設の給食では、肉・魚・大豆製品・乳製品といったたんぱく質が豊富に含まれる食品を、おかずに取り入れることが望ましいです。牛乳やヨーグルトなど、手軽に食べたり飲んだりできて、たんぱく質やミネラルの豊富な食品を給食のメニューに取り入れると良いでしょう。また、一度に高齢者がたくさん食べられないという場合には、3食の食事とは別に間食で補うのもひとつの方法です。

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4.高齢者の「やせ」を防いで健康寿命をのばそう! 

高齢者の体重減少には、病気や薬の副作用、ストレスなどさまざまな原因が潜んでいる場合があります。さらに、体重減少により免疫力の低下やフレイルといった健康障害へとつながる恐れもあるのです。ただ体重が減っただけと楽観的に考えず、健康的に体重を増やす取り組みが必要となります。高齢者の健康管理を担う施設でも、体重を増やせるよう、栄養バランスの取れた給食の提供を心がけるといいでしょう。
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【出典】
※1:厚生労働省「「日本人の食事摂取基準」 策定検討会報告書(案)抜粋」P.114
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000482088.pdf

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