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食育ピクトグラム「テーマ4 太りすぎない やせすぎない」を詳しく知ろう!

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食育ピクトグラム「テーマ4 太りすぎない やせすぎない」を詳しく知ろう!

農林水産省が推進している食育ピクトグラムのテーマ4にもあるように、「太りすぎない やせすぎない」ことは、病気のリスクを抑え健康的でいるために、重要な要素と考えられています。そこで今回は、太りすぎややせすぎの基準やデメリットを再確認し、日々の生活でどういった食生活を送ると良いのかについて、皆様と一緒に振り返っていきます。

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1.太り過ぎの基準とデメリット

まずは、太りすぎの基準や太りすぎることのデメリットについて見ていきます。

 

(1)BMI「25以上」が肥満

「太りすぎ」「やせすぎ」を判断する指標として、BMIがあります。計算式は以下の通りです。

BMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]

 

この計算方法は世界共通であるものの、肥満の基準は国によって異なります。たとえば、世界保健機構(WHO)の基準では30以上が肥満です。日本では日本肥満学会が基準を定めており、普通体重は18.5以上25未満、25以上を肥満とします。

日本では、WHOの基準よりも厳しくなっているのには理由があります。昔から日本人は、欧米人よりも脂肪の少ない食生活をしてきました。そのため、脂肪を摂取すると皮下脂肪ではなく内臓脂肪にたまりやすいという特徴があります。内臓脂肪がたまりすぎると、軽度の肥満であっても病気になるリスクが高まるので、基準が厳しくなっているのです。なお、肥満の度合いは、肥満1から肥満4まで細かく分類されています。
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【参考】
 [1]日本肥満学会.
 肥満症診療ガイドライン2016.ライフサイエンス出版.2016

 

(2)太り過ぎによるデメリット

BMI25を超えると病気になるリスクが高まり、BMI22の方と比べると脂質異常症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病リスクが2倍以上になると言われています。BMI25以上で、肥満による健康障害が一つ以上ある場合などは積極的な減量治療が必要だと判断され、BMI35以上になると高度肥満症に分類されます。

BMI25を少し超えた程度で、血液検査の結果や血圧などが基準値以内であれば問題ありません。しかし、肥満は放置するとさらに太りやすくなるというリスクもあります。

脂肪細胞は、身体の機能を整えるホルモンのうちの一つ、レプチンを放出しています。レプチンは脂肪の量を一定に保ち、食欲を抑える・脂肪をエネルギーとして消費しやすくするなどの働きをします。しかし、脂肪細胞のなかに脂肪がたまりすぎることで、レプチンの働きが鈍くなってしまうのです。食欲を抑えられず脂肪が蓄積し太っていき、やせにくい体質になり、結果的に肥満になりやすくなります。その結果、病気になるリスクも高まっていくというわけです。

病気を引き起こす3つの脂肪とは

主に肥満には皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の二種類があります。このうち、皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪のことで、たまると減りにくいという特徴があります。また、二の腕や太ももなどにつきやすいのも特徴です。

内臓脂肪は、胃や腸といった臓器のまわりにつく脂肪を指します。皮下脂肪と比べるとエネルギーに変換されやすい点が特徴です。へそまわりにつきやすく、直接脂肪をつまむことができません。いわゆる「ぽっこりとしたお腹」は、内臓脂肪が多くたまっている可能性があります。

内臓脂肪型肥満であることに加え、脂質異常や高血糖、高血圧のなかから二つ以上該当すると「メタボリックシンドローム」と診断されます。肥満によって引き起こされる主な病気は以下の通りです。

・高尿酸血症 ・痛風 ・心筋梗塞 ・脳梗塞 ・月経異常 ・ひざなどの関節障害 など

そして、内臓脂肪型肥満は糖尿病を発症しやすく、糖尿病が悪化することでそのほかの合併症を起こす可能性が高いのも特徴です。

3つ目の脂肪として異所性脂肪があります。通常であれば脂肪がたまらない場所に蓄積される脂肪のことで、肝臓や膵臓などにたまることも。いずれにしても、これら3つの脂肪をためすぎることが、病気を引き起こす原因になると考えられています。

 

2.やせすぎの基準・デメリット 

ここでは、やせすぎの基準やデメリットについて紹介します。

 

(1)BMI「18.5」未満がやせ

BMIが18.5未満の場合、低体重と判断されます。国立がん研究センターの調査によると、BMI19未満のグループは、BMI23~24.9のグループと比べて、がんになる割合が約30%高いという結果があります。


 

(2)やせ過ぎによるデメリット

やせすぎの方の場合、筋肉量が少ない傾向にあります。本来人間は、心臓から血液を送り出し、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉を使って足先の血液を心臓に戻しています。しかしやせすぎて筋肉が少ないと第二の心臓の機能が弱くなり、その分心臓に負担がかかってしまうのです。

また、筋肉量や内臓脂肪が少なすぎる場合、胃が重さに耐えられず下に伸びて胃がつねに下がった状態となる「胃下垂」のリスクも懸念されます。筋肉量の減少は基礎代謝の低下を招くことも。そのほかには、栄養不足から免疫力低下のリスクを抱えることも考えられます。

このように、やせすぎて内臓脂肪が少ないのもデメリットになり得るのです。

3.太りすぎない・やせすぎない食事 

病気をせず健康に毎日過ごすためには、太りすぎず・やせすぎず、標準体重になることが重要です。最後に、太りすぎない・やせすぎない食事方法について見ていきましょう。


(1)適正エネルギー量を知ろう

太りすぎない・やせすぎない食生活を実現するためには、自分にとって適正のエネルギー量を知る必要があります。ただし、適正エネルギー量は、体格や活動量などによって個人差があるため、注意してください。算出方法は以下のとおりです。

・まずは標準体重を求めます。
    身長(m)×身長(m)×22

・次に適性エネルギー量を計算します。
    標準体重(kg)×係数(kcal/kg)

係数は、身体活動量の目安を表します。以下の表を参考にしてください。

          身体活動量        ・           係数          


やや低い(デスクワークなど)   ・   25から30kcal/kg
適度(立ち仕事が多いなど)    ・   30から35kcal/kg
高い(力仕事が多いなど)     ・   35kcal/kgから

 
適正エネルギー量を摂取して適度な運動によってエネルギーを消費することで、適正体重が維持できます。


(2)肥満を予防するには

肥満を予防するためには、適正エネルギー量の範囲内で、バランスの取れた食事を摂る必要があります。毎食栄養バランスが取れた食事をするのは、なかなか難しいものですが、一日3食食べ、「一日トータルで必要な栄養をすべて摂るようにする」と考えると続けやすいです。

ただし、適正エネルギー量を守っているにもかかわらず体重が増えていくケースは、生活習慣が原因である可能性が考えられます。

・朝食を抜く ・夕食と夜食を摂る(1日4食) ・就寝前2時間以内に食事をする 
・食べる速度が速い ・満腹になるまで食べる

上記に該当する場合は、意識的に気をつけると改善が期待できます。


(3)やせすぎを予防するには

やせすぎを予防する場合も、適正エネルギー量を目安にバランスの取れた食事を摂ることが基本です。やせすぎの場合は、「主食や主菜の不足・食事を抜いている」「一回の食事量が少ない」「食欲がない」などの原因が考えられます。意識的に主食や主菜を摂り、間食で不足するカロリーを補うのも一つの方法です。

肥満予防ややせすぎ予防では、食事の管理が大切になってきます。しかし、栄養バランスの取れた食事を提供するためにさまざまな食材を仕入れようとすると、コストがかかるなど、安定的に供給することが難しい場合もあるでしょう。

名阪食品では、安心で確実な仕入先から大量仕入れしています。そのため、高品質の食材を安定供給できるというメリットがあります。また、園児やお客様のアレルギー食への対応や健康向上につながる栄養バランスの取れた献立を考えることは、施設の給食担当者様にとって悩みの種でしょう。当社であれば、導入前後の対話でニーズをしっかり把握し、試行錯誤しながら最適な給食を提供することが可能です。

当社では、これまでに、さまざまな業種や組織のお客様に給食サービスを提供してきた実績があるため、これからもお客様に合わせた献立づくりと給食サービスの提供を行っていきます。


4.適正体重を維持することが健康の秘訣 

人は、太りすぎてもやせすぎても健康上にデメリットが生じます。健康を維持するためには、「太りすぎない・やせすぎない」ことが重要で、適正体重を維持する必要があるでしょう。そのためにはバランスの取れた食事が重要です。

しかし、毎食バランスの取れた食事で、飽きがこないように献立を考えるとなるとなかなか難しいもの。名阪食品の委託給食を活用いただくことで、バランスのとれた食事を提供できます。お気軽にご相談ください。

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