ブログ

  1. TOP
  2. ブログ
  3. お役立ち情報
  4. 郷土料理を給食で出すメリットとは?全国各地の事例とともにご紹介

郷土料理を給食で出すメリットとは?全国各地の事例とともにご紹介

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
高齢者が楽しめる食育レクリエーション6選!楽しみながら低栄養を防ごう

和食の原点とも言われる郷土料理。
地元でとれた農水産物を風土に合った調理法でいただく郷土愛にあふれた料理です。そんな郷土料理を給食の献立に取り入れると子どもや高齢者の方にどんなメリットがあるのでしょうか。ごはん物やおかず、汁物など、全国各地を代表する郷土料理の事例を調理のポイントとともにご紹介します。さらに地域密着・地産地消に応える名阪食品のこだわりもチェックしてみてください。



※また合わせて、サイト内におきまして「認定こども園・保育園・幼稚園 お悩み解決」「高齢者施設 お悩み解決」に関する記載もご用意しております。是非ご参考下さい。

▶サイト内「認定こども園・保育園・幼稚園 お悩み解決」ページを見に行く。
▶サイト内「高齢者施設 お悩み解決」ページを見に行く。

 

1.郷土料理のメリットとは

その土地特有の食材を使い、長年継承されてきた調理法で作られる郷土料理。まずは幼稚園・保育園、高齢者施設などで郷土料理を提供するメリットを見ていきます。
459830680_takikomigohan.jpg

 

(1)郷土料理で「食育」を進められる

農林水産省が掲げる食育基本法の第二十四条には、伝統的な行事や作法と結びついた食文化や、地域の特色ある食文化の継承を推進していくことが示されています(※1)。実際、郷土料理を「食育」の観点から見ると、子どもたちにとって多くのメリットがあることがわかります。

shokuikukihonho.png

スーパーに並ぶ肉や魚、野菜や果物をどのような人がどうやって育てたのか知る機会はなかなかないものです。郷土料理は、地域でとれる農水産物に関心を持ち、食材がどのようにして作られているかを学ぶきっかけになるでしょう。

さらに、その食材が地域の気候や風土とどのように結びついているか、昔ながらの味つけや調理法について知ることで、自然環境の大切さや健康的な和食の良さについて気付きが生まれるはずです。

また、子どもたちが親になったとき、給食で食べた郷土料理を食卓に取り入れ、次世代の子どもに受け継ぐといった食文化の継承も期待できます。

郷土料理は、旬の食材と伝統の味を楽しむ豊かな感性を育みながら、地域の自然や文化、歴史を学ぶことができる食育の「生きた教材」として活用できるでしょう。

 

(2)高齢者の「食欲刺激」が期待できる

高齢者施設で郷土料理を提供するメリットはどのようなものがあるでしょうか。

郷土料理には、地域名産の魅力的な食材をその土地ならではの調理法でいただくという特徴があります。そのため、思うように旅行や外食ができない施設利用者の方には、旅行先や外食先でグルメを楽しむような気分を味わってもらえるのではないでしょうか。

また郷土料理を通して、過去に行った旅行や自身の出身地などにまつわるエピソードが飛び出すかもしれません。ご当地特有の料理をきっかけに、施設の利用者同士や職員の方との会話の時間も楽しめるといいですね。

いつもとは違う特別なメニューを提供することで、食欲を刺激することも期待できます。食欲不振になりがちな高齢者の方の食べる意欲を高め、健康維持に活用できることも郷土料理が持つメリットです。
446360287_senior-eating.jpg


2.取り入れたい全国の郷土料理の事例 

①ごはん類

 【長野】麦とろ飯

麦とろ飯は日本各地で食べられている長野の郷土料理で、静岡でも名物となっています。山芋をすりおろした「とろろ」を麦ごはんにかけたもので、卵を添えることも。栄養豊富で食欲が落ちているときも食べやすいため、夏バテ予防メニューとしてもおすすめです。
401334214_mugitoromeshi.jpg

【岐阜】きのこ炊き込みご飯

きのこのとても味わいのある炊き込みごはんが楽しめます。岐阜県産たまり醤油を使用した本格的なだしつゆが、おいしさをさらに引き立てています171950272_mushroom.jpg

②麺類

【山梨】ほうとう

練った小麦粉を平らにカットしたモチモチの麺が特徴のほうとう。かぼちゃや季節の野菜、きのこや肉などの具材とともに味噌で煮込む風味豊かな麺料理です。麺は寝かさずすぐに煮込むため煮崩れしやすいですが、汁にとろみがつき独特の美味しさが生まれます。
235633602_houtou.jpg

 【香川】しっぽくうどん

さまざまな季節の野菜と油揚げを出汁で煮込み、ゆでたうどんの上にかけて作るしっぽくうどん。野菜の甘みやうまみが讃岐うどんのほどよい弾力とともに楽しめます。出汁は煮干しのほか、かつおや昆布で作ることも。鶏肉や豚肉を加えるとコクが出てより美味しくなります。
571096227_shippokuudon.jpg

③おかず

【京都】西京漬け

旬の魚や肉の切り身を、京都名産の西京味噌に漬け込んで焼くのが西京漬け。西京味噌は甘めで塩分が低いという特徴があります。焼くときには焦げつき防止のため、焼き色がついた部分をアルミホイルで覆うといった工夫をすると良いでしょう。
180662461_saikyoduke.jpg

【福岡】がめ煮

鶏肉をにんじん・さといも・ごぼうなどと一緒に煮込む、福岡ではお祝い事に欠かせない料理。別名「筑前煮」とも呼ばれます。噛みごたえのある根菜類が多く入ることで唾液の分泌が促され、消化が良くなる効果も期待できます。
66124793_gameni.jpg

④汁物

【山形】芋煮

山形県民の団らんの場となっている「芋煮会」で知られる芋煮。醤油仕立てのスープで具材を煮込んで作ります。基本の具材はさといも・こんにゃく・ねぎ・牛肉ですが、地域によっては豚肉やきのこ、木綿豆腐などを入れることもありバリエーションは自在です。
179359272_imoni.jpg

【栃木】ばっとう汁

ばっとう汁はだんごと野菜、豚肉が入った味噌仕立ての汁物で、全国的には「すいとん」として知られています。卵液と小麦粉を混ぜただんご生地を、煮立てた汁のなかに落とし入れて作ります。だんごは熱が加わると大きくなるため、大きいスプーン半分くらいのサイズにするのがポイントです。
388670615_battojiru.jpg


3.地域密着・地産地消を推進する名阪食品のこだわり 

美味しく安全な給食サービスを長年提供している名阪食品では、郷土料理を伝統と郷土愛を育むものとしてとらえています。

新鮮な地場産食材をレシピに取り入れるため、日々仕入れルートを開拓し地産地消を推進。社内で開発・試作して誕生するこだわりの献立に反映されています。その土地特有の旬の食材がふんだんに使われた多彩な献立は多くのお客様から好評です。

栄養バランスや嚥下のしやすさはもちろん、食の喜びも感じていただけるよう工夫をこらし、施設の満足度向上に貢献してまいります。
sdg_icon_12_ja.jpg

3.まとめ 

地域の人々に古くから愛されてきた郷土料理は、子どもたちへの「食育」や施設利用者様の「食欲向上」といった優れた点が多くあります。名阪食品でも地元産の新鮮な食材を仕入れる努力によって、その土地の食文化の継承や食べる喜びにつなげています。

給食委託サービスを利用すると、手の込んだ郷土料理を手間なく提供できるというメリットを感じていただけるでしょう。食を通じて日々の楽しみを提供したいとお考えの施設経営者の方は、ぜひ当社を検討してみてください。


senior_enjoy.jpg

無料資料ダウンロード​


無料資料ダウンロード​



【出典】

※1農林水産省「食育による食文化の継承」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/syokuiku/

Contact

お問い合わせ

給食委託に関する
お問い合わせ・ご相談はこちら
お問い合わせ・ご相談はこちら
給食委託に関する資料の
ダウンロードはこちら
資料ダウンロード
給食委託に関する
お見積り依頼はこちら
お見積り依頼こちら
その他の会社に関する
お問い合わせはこちら
その他のお問い合わせ

お電話での
お問い合わせはこちら

平日 9:00~17:00

  • 京都府・奈良県・和歌山県のお客様
    奈良事業部:0744-43-8103
  • 大阪府・兵庫県のお客様
    大阪事業部:06-6942-5091
  • 三重県のお客様
    三重事業部:0595-24-1922
  • 滋賀県・愛知県・岐阜県・静岡県のお客様
    名古屋オフィス:052-856-5691
  • 関東圏のお客様
    関東事業部:048-650-6682
  • これら以外のお客様
    本社(大阪府):06-6948-5245
    奈良本社::0744-43-9090