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直営給食と委託給食の違いについて解説!それぞれの特徴や選び方のポイントを紹介

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直営給食と委託給食の違いについて解説!それぞれの特徴や選び方のポイントを紹介

給食を提供するにあたり、運営方法や管理体制の異なる2つのスタイルがあるのをご存じでしょうか。今回は、施設が直接運営する「直営給食」と外部専門会社に依頼する「委託給食」の特徴や、メリット・デメリットを解説していきます。どちらを選ぶべきか、判断するポイントもご紹介しているので参考にしてください。

 


1. 直営給食と委託給食の違いとは?

給食業務には、「直営」と「委託」の2つのスタイルがあります。まずは、それぞれの特徴や違いについてチェックしていきましょう。

直営給食とは?

直営給食とは、文字通り施設が直接運営する方法を指します。給食業務に関わるスタッフを施設内で雇用し、給食は給食室や厨房設備のあるスペースで調理して提供します。給食を食べる人と直接的にコミュニケーションをとることができ、メニューなどの変更もしやすいため、学校や病院、保育園で採用されることも多くあります。


委託給食とは?

委託給食とは、人手不足や業務効率化の観点から近年増えつつあるスタイルです。施設内で運営・管理・調理を行う直営給食とは対照的に、給食業務に関わる一部、または全業務を外部の委託給食会社に任せます。提供する給食の数が多いと見込まれる施設で採用されることが多くあります。


直営給食と委託給食の違い

直営給食と委託給食の大きな違いは、運営方法と管理体制です。直営給食では、以下で挙げるような業務をすべて施設内で手がけることになります。

 ・人材の募集や採用    ・職員の労務管理

 ・食材の仕入れ      ・献立の作成

 ・栄養管理        ・調理・配膳

 ・衛生管理        ・監査の対応 など


一方で委託給食は、給食提供に関わる業務をすべて外部会社に依頼できます。また、依頼する業務の範囲を決められるため、調理業務や監査の対応だけなど、施設内の人員を割きにくい一部の業務のみを依頼するといったことも可能です。


2. 直営給食のメリットとデメリット

給食業務の運営スタイルについて、さらに理解を深めるためにメリット・デメリットをそれぞれチェックしていきましょう。

直営給食のメリット

直営給食のメリットは以下のような点にあります。

・利用者と直接コミュニケーションを取りやすい

・利用者の好みや施設のこだわりをメニューに反映しやすい

・品質管理がしやすい


直営給食の大きなメリットとしては、利用者とのコミュニケーションの取りやすさが挙げられるでしょう。密なコミュニケーションが可能になることで、利用者の好みや健康状態を把握したメニューを提供できます。施設独自のこだわり食材やメニューが採用できるのも魅力です。


直営給食のデメリット

直営給食のデメリットには、以下のような点が挙げられます。

・安定した品質維持のために人員の教育・管理が必要になる

・施設に勤務する人の業務量が増える

・人員不足による品質低下が懸念される


直営給食の場合、安定した品質を保つためには、十分な人員を確保し、教育・管理を徹底しなくてはなりません。また、給食業務に十分な人員が確保できていない場合、細やかな対応や栄養管理が難しくなり、提供する給食のクオリティが下がるリスクも考えられるでしょう。


3. 委託給食のメリットとデメリット

委託給食の導入を検討している場合、メリットだけでなくデメリットも確認しておきましょう。

委託給食のメリット

委託給食のメリットは以下のような点にあります。

・給食業務に関わる人材育成や、人材募集の負担が減る

・給食のプロなので安全性や品質を担保できる

・人材不足に陥ったときでも安定して給食を供給できる


委託給食の大きなメリットは、給食業務に割く人員だけではなく、人材採用や教育・管理など、人事関連の負担を外部に任せられることです。

委託給食の場合、会社側で基準を設け、マニュアルを導入するなどして衛生管理の教育が徹底されます。そのため、安全性や品質を一定に保ちやすくなるのです。また、仕入れについても体制が整っているため、不作等で食材供給が不安定になっても、安定した給食の提供ができるという利点があります。


委託給食のデメリット

委託給食には以下のようなデメリットも挙げられます。

・信頼関係を築くのに時間がかかる場合がある

・利用者の健康状態などを反映するのに時間がかかる場合がある

・施設側の業務負担が減る分、コストが上がる場合がある


委託給食の依頼先は、全国展開している大手企業から地域密着型の地元企業までさまざまです。そのため、信頼できる委託会社か、柔軟に対応してくれる会社かという点においても検討が必要になります。

また、提供する給食の品質は委託会社が管理しますが、人員の入れ替わりが激しいと、品質が変動するリスクもあります。そのため、人員交代があっても一定の品質が担保できる仕組みになっているかは、見極めが重要です。


4. どちらを選ぶべきか?給食の選び方ガイド

このように、直営給食も委託給食もそれぞれメリット・デメリットがあります。そのため、自施設にはどちらのスタイルが合っているのか、ポイントを絞って判断していかなくてはなりません。ここでは、判断するポイントを確認していきましょう。

施設の規模と人員状況

施設が小規模で、給食業務に割ける人員も充実しているのであれば、直営給食のほうが利用者個人の状況に応じた給食提供が叶えやすいでしょう。一方で、施設の規模が大きく人員不足が懸念されるのであれば、外部への委託給食のほうがおすすめです。スタッフの負担を減らせるだけではなく、給食の品質を保ちやすいでしょう。


コストパフォーマンス

給食を運営するには、予算を踏まえたコストパフォーマンスを考慮しなくてはなりません。直営給食の場合、業務を始めるまでの初期投資に加え、人員が不足した際の求人費や採用費が直接かかってきます。また、長年勤務している職員の給与や賞与も年々増加していきます。

一方、委託給食のコストは契約内容によって異なりますが、契約書に基づいた費用請求のためコスト管理はしやすいと言えます。委託給食を検討する際には、数社から相見積もりを取って比較検討してみると良いでしょう。

▶関連記事:給食は委託の方がコストが安い?ちょ直営と委託の費用比較


給食の品質と安全性

人員を十分に割ければ、直営給食でも一定のクオリティを保てるでしょう。しかし、人員が不足しているなど、品質と安全性を保つことが難しいのであれば、委託給食を導入するほうが安心です。大量調理に慣れた衛生管理のプロに任せられるため、栄養面と衛生面のどちらも担保できるでしょう。


5. 直営給食・委託給食それぞれの特徴を知って施設に合った給食スタイルを選ぼう

直営給食と委託給食には、どちらもメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴や選び方を知れば、運営している施設にどちらがより適しているのか、見極めるポイントになるでしょう。今回の記事を参考に、運営施設の現状や予算を考慮しながら、最適な給食スタイルを検討してください。

▶関連記事:給食委託会社の適切な選び方とは?

 

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